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サイモンラトルBeethoven

ベートーヴェン交響曲全集(5CD)
サイモン・ラトルウィーン・フィルハーモニー管弦楽団

2002年4月29日から5月17日にかけて、ウィーンのムジークフェラインザールでおこなわれた連続演奏会を収録したライヴ録音。
ラトルはここでベーレンライター版の楽譜を使用し、楽器編成は本来の二管編成、配置はヴァイオリン両翼型という時代様式的な条件も踏まえつつ、随所に刺激的な仕掛けを施しています。
特に第9番では、伝統的な歌唱を避けるためか、かつての仲間で、さまざまな近現代作品でも共演したバーミンガム交響楽団合唱団を招いて、ときに荒々しいまでの表現力を持った合唱を自在に響かせることに成功しています。
ウィーン・フィルもこうしたラトルの要求に巧みに応え、ソロはもちろん、トゥッティでも彼ららしさを失うことなく、先鋭さと豊かさを兼ね備えた見事な演奏を聴かせているのが印象的です。(HMV

【収録情報】
Disc1
ベートーヴェン
交響曲第1番ハ長調 op.21
交響曲第3番変ホ長調 op.55『英雄』

Disc2
交響曲第2番ニ長調 op.36
交響曲第5番ハ短調 op.67『運命』

Disc3
交響曲第4番変ロ長調 op.60
交響曲第6番ヘ長調 op.68『田園』

Disc4
交響曲第7番イ長調 op.92
交響曲第8番ヘ長調 op.93

Disc5
交響曲第9番ニ短調 op.125『合唱』

バーバラ・ボニー(ソプラノ)
ビルギット・レンメルト(コントラルト)
カート・ストレイト(テノール
トーマス・ハンプソン(バリトン
バーミンガム市交響合唱団

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
サー・サイモン・ラトル(指揮)

録音時期:2002年4月29日~5月17日
録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)