AikaCat’s blog

天皇君主制とアベノミクスとケントギルバート氏を支持する少し右よりの保守派のブログです。

アジアの激動、日本の選択

中国を批判する報道に対して中国はまず日本大使に抗議をする。日本大使館はそれを受けて、日中関係をうまく持っていこうとしている時に雑音は困る、となりますが、その、日中関係をうまく、ということの中身はというと、とめどもなく援助を取られるだけのことです。日本としては中国に対してもうすでに大規模な国損が発生しているわけですから、援助を5000億円出して何かいいことがありましたか、出した援助に見合う何かしらのメリットがありましたか、と日本国民は政府に訊ねなければならないはずです。セミナーで講演したことがあります。中国というものは大国主義であって公正妥当な国ではない。およそフェアでもなければオープンでもない。実力のみの信奉者で自分がアジアで一番強大な実力があるという過信を持っている。公正でもフェアでもない一番いい例が、韓国との国交回復にあたって、韓国には台湾と断交させたのに、中国は北朝鮮と国交を維持しているではないか。こんな矛盾した対応をなぜ皆さんは黙認されるのか。自分たちがもし相手が困惑する条件を相手に突きつけるなら、自分たちも少なくともその条件は守るべきではないか。それが守れないならもう話にならない。と言ったんです。そうしたらその話が終わったあとで中国銀行の東京支店長が私のところまでやって来てこう言った。私は中国銀行の東京支店長ですが今日の話をそのまま北京に報告してもよろしいですか、と。私は、けっこうです、どうぞ言いなさい。もし私がいやだと言ってもあなたはそうするでしょう。それがあなたの仕事なんだから。あなたの仕事を妨害するつもりは毛頭ありません。どうぞ報告なさい。と答えてやった。そうしたら、私は日本に来て3年になりますが、こういう問題が起こった時、日本人はいつも腰が砕けるんです。今日は初めて筋の通ったご反応をいただいて恐縮しました、と言っていました。日本人にはそういう姿勢が必要なんです。そうじゃないと中国人にバカにされるだけです。長谷川慶太郎氏と日下公人氏の1997年の対談本、アジアの激動、日本の選択ー誰も言わなかったアジアの本当の実力、という本に書かれていた。共産主義中国はいくら市場経済を取り入れても自由主義の日本とは政治経済で対立する。アジアでは冷戦は続いている。現在につながる日中対立の進行がよくわかる本だった。