AikaCat’s blog

天皇君主制とアベノミクスとケントギルバート氏を支持する少し右よりの保守派のブログです。

歴史頭脳を持っているか

長谷川慶太郎氏の、歴史頭脳を持っているか、という本を読んだ。明治維新から欧米に学んできた日本だったが日清戦争日露戦争第一次世界大戦までは英米の側にいたのに、その後、英米と敵対関係になり大東亜戦争に至る。この転換点について、2つの出来事の解説が興味深かった。1つは日英同盟の廃止である。英米が日本を警戒するようになったこともあるが、日本の側にも誤解を抱かせるような問題があった。もう1つは中国の国民党政府についての欧米との認識の違いである。英米などは国民党政府を正式な中国を代表とする政府として認め始めたのに対して日本はそうしようとはしなかった。この認識の違いと問題が日本が英米と敵対する大きな原因となったように思う。その点が解説されていて知らなかった事柄だったので大変ためになった。日本にも言い分はあると思うが英米と認識の違いから敵対関係になったことが大東亜戦争と破滅に至る最大の原因となったことがよくわかった。日本の近現代史を知るのに必読書と言える大変良い本だと思う。