AikaCat’s blog

天皇君主制とアベノミクスとケントギルバート氏を支持する少し右よりの保守派のブログです。

デフレはチャンスを生む

長谷川慶太郎氏の、デフレはチャンスを生む、という本を読んだ。インフレとは歴史の産物なのであり、これにどのような技術的な対抗手段を講じたとしても、すなわちいかなる経済政策を導入したとしても、戦争を全面的に終結させ、二度と再びこうした愚かな試みに人類が巻き込まれないという保証を確立するまでは、それを全面的に阻止し、消滅させるという方法は存在しない。デフレについても同じことが言える。21世紀の世界において、20世紀と同様の大規模な戦争の発生の可能性はもはやどこにも存在しない。したがって、このことこそが全面的な右肩下がりの価格下落が長期に渡って持続するという、デフレ傾向をかたちづくる決定的な要因であると同時に、その背景なのである。とのことで20世紀の戦争の歴史がインフレを招き21世紀の戦争の終結がデフレを招くということ、デフレ時代がどうなって企業はどう対応していくべきかということが様々に説明されている。21世紀の最初の10年はインフレからデフレに移行する対応を容易ではないが迫られる時代になると述べている。あらゆる価格は右肩下がりになり、製品だけでなく、賃金、公共料金、税金も含まれるという。それは供給が需要を上回るからであり、売り手に対して買い手が優位になることだという。税金が含まれるという点が興味深かった。小さな政府が求められるということだと思う。インフレ時代の制度は変えなければいけないがデフレは対応しさえすれば悪い時代ではないとのことである。