AikaCat’s blog

天皇君主制とアベノミクスとケントギルバート氏を支持する少し右よりの保守派のブログです。

陸軍悪玉海軍善玉説

ドイツに学び大陸に進出した陸軍とイギリスに学び戦争を避けようとした海軍、敗戦が濃厚となっても本土での徹底抗戦を呼び掛けた陸軍と早めの和平終戦を呼び掛けた海軍、阿南惟幾と米内光政、こうした理由から、陸軍悪玉海軍善玉説というのが戦後長く定説となってきたそうである。長谷川慶太郎氏もこれに近いのかなという気がする。しかし最近になって、陸軍は仮想敵国として中国とソ連を海軍は仮想敵国として英国と米国を置いてきたこと、陸軍も海軍もこれを理由に予算を奪い合ってきたこと、陸軍にも海軍にも戦争継続強硬派がいたことなどの理由から、必ずしも陸軍悪玉海軍善玉説は正しくないという説も出てきたそうである。倉山満氏もこれに近いのかなという気がする。単純には言えないと思うが、どちらもある程度は理解できる。陸軍より海軍の方が多少は近代的だったと思うので戦局や世界情勢の判断も多少は進んでいたのかもしれない。陸軍はソ連の強さを実感して北進論から英米と戦争する南進論に切り替えたそうであるが海軍は英米の強さをわかっていたはずである。もし日本が南進論を選ばず北進論を選んでいたら英米と共にドイツとソ連と戦争することなってその方が今となってみれば良かっただろうという意見もある。明治期に世界情勢の判断を正しく行った日本が軍事的遅れなどから昭和期に世界情勢の判断を間違えたことが戦争の敗戦につながったという意見もある。国家指導者の判断の誤りが致命的だったと思う。