AikaCat’s blog

Impreza&CorollaTouringFan

プライマリーバランスの解説

高橋洋一氏の、日本の大問題が面白いほど解ける本、を読んだ。高速道路料金やETCや公共事業や郵政民営化や消費税やふるさと納税など各種問題を取り上げていて良い解説だと思った。特に興味深かったのが国の借金973兆円(2010年)で財政破綻するか、という解説だった。これまでの高橋洋一氏の解説とほぼ同じ解説だったが、プライマリーバランスという言葉の定義がはっきりと解説されていて大変参考になった。プライマリーバランスの改善について語るためには基本的な知識で必読書だと思った。ぜひ押さえて置きたい内容だと思った。

日本の難題

日本の難題ー長谷川慶太郎の大局を読むー緊急版、という本を読んだ。政治にデフレ脱却ではなくデフレ対応を求めている。税制もデフレ対応に変えていくべきだと述べている。東京オリンピック後の予想される経済の低迷と総選挙と安倍政権の行方や、消費税増税の税収の使い道や、憲法改正や、核保有問題や、天皇制の未来や、神戸製鋼とスバルと日産のデータ不正問題や、電気自動車の未来や、銀行業界の未来や、AIの未来や、中国北朝鮮の解説などが大変ためになった。トランプ政権の内政外交の評価、特に中東イランイスラエル問題の評価や、ドイツのメルケル首相やイギリスのメイ首相の政治課題なども解説がためになった。最新の政治経済情勢がよくわかり一読の価値はあると思う。

デフレ不況の認識

デフレでは物価が下落していくため消費者は急いで物を買わない。待っていた方が特をするからだ。物の供給過剰と買い控えによってデフレが進行する可能性がある。消費が落ち込みデフレ不況となる。こういう時に消費税増税などをするとさらに財布が固くなりお金が回らなくなり不況が悪化する。だからデフレ脱却が必要だ。お金の供給を増やすべきだ。と言われている。しかし一方で、物の供給過剰は戦争から平和に時代の流れが変わったからでありデフレ脱却はできない。対応するしかない。デフレ不況は基調判断の認識違い。お金を増やしても円安株高にはなるがデフレ脱却はできない。デフレ時代には直接税から間接税への移行が必要だ。という説もある。前者と後者はかなり違う理論だ。高橋洋一氏が前者で長谷川慶太郎氏が後者の主張をしている。かなり違うが両方知っておくと役に立つと思う。アベノミクスの財政政策や黒田日銀の金融政策を理解するのに役に立つと思う。かなり違うので理解するのは簡単ではないが経済理論の基礎として知っておくと良いと思った。

デフレ対策

三橋貴明氏の、いつまでも経済がわからない日本人ー借金大国という嘘に騙されるな、という本を読んでいる。2010年の本だが、デフレの時代に財政再建を目指すべきか、日本は財政破綻するか、財政出動すべきか、ということを、過去の日本や外国を例にかなりわかりやすく論じている。デフレにおいては緊縮財政ではなく財政出動すべきであると様々に論じていて、なるほど、とその理論はかなり納得することも多かった。自分にとっては新しい理論に感じた。高橋洋一氏に少し近いと思った。長谷川慶太郎氏とは、かなり違う感じだ。正反対と言えるところもある。比較してみると三橋貴明氏の理論は一理あるとは言えるが、やはり長谷川慶太郎氏の理論の方が正しいような気がする。参考にはなったが全面的に賛成とはならない。メリットとデメリットが両方ある感じだ。財政出動の必要性はわかるが財政再建を目指さなくて良いとは言えないと思う。しかしデフレ対策の1つの考え方として、かなり参考にはなった。

デフレ脱却

インフレ=モノよりお金の方が多く、モノの価値が上がった状態。デフレ=お金よりモノの方が多く、モノの価値が下がった状態。高橋洋一氏などの経済学の基礎と言われる。ここから、デフレ脱却には通貨の供給を増やす必要性が言われる。金融緩和である。日銀は白川総裁から黒田総裁に変わってから、これを行った。円が増えたから円安にもなった。しかしインフレとデフレには、もう1つの考え方がある。インフレ=モノが少なく、需要が供給より多い状態。デフレ=モノが多く、需要が供給より少ない状態。大規模な戦争がなくなり平和になると供給過剰になりデフレになる。長谷川慶太郎氏の説である。そうだとすると、デフレ脱却のために、モノが多い中でお金を増やそうとすれば、いっそうのお金の供給が必要になる。だから異次元の金融緩和なのかもしれないが効果はあまり期待できないことになる。インフレとデフレの解釈は、高橋洋一氏のような伝統的説も必ずしも間違いではないが、長谷川慶太郎氏の新しい説も正しいと思う。大規模な金融緩和はメリットもあるがデフレ脱却には効果は期待しにくい気がする。インフレはGDPを押し上げる効果もあり望ましいとは言え現実にはデフレは続くと思う。伝統的経済学には少し疑問を感じる。

シャンシャン一般公開

上野動物園のパンダのシャンシャンが明日から一般公開されるそうです。今日は報道陣に公開されました。なかなかかわいいです。心がなごむニュースです。新潟市の水族館のイルカとペンギンとビーバーとラッコもかわいかったです。

セブンイレブン

セブンイレブンが店舗レイアウトの大幅な改装を全国的に行うらしい。カウンターを奥に移し広くして食品売り場も広くして本は狭くしてイートインコーナーを設けるらしい。商品の棚は高齢者に配慮して低くするらしい。イートインコーナーは他のコンビニでも増えているが商品の棚はたくさん置けるように逆に高くするコンビニもあるらしい。コンビニも違いが出てくるのだろうか。これからは企業にも個人にも個性の違いが求められるという話を聞いたことがある。横並びは消費者の好みに対応できないそうだ。ただし個性の違いを打ち出しても成功する場合としない場合が出てくるという。セブンイレブンなどのコンビニやスーパーやドラッグストアなどまだまだ進歩するのかもしれない。